Netflixで
"EXPEDITION HAPPINESS"
邦題 "究極のハピネスを求めて"
が とても面白かったので 記録。
(きっとネタバレ含みます。)
"ミニマリスト"という映画(ドキュメント?)を見ようとして開いたら、
関連動画に出てきたので、
それ関連だと思って見始めたら これが凄く面白かった。
簡単に言うと、
映画監督とミュージシャンのカップルと愛犬1匹が、
大型バスで旅をするドキュメンタリーロードムービーです。
出だしに、部屋の物をほぼ全部売って
大きなスクールバスを購入。
中を自分たちで改造してキャンピングカーにします。
映画で見るトレーラーハウスの様な感じ。
丁度最近、vanlifeというものに憧れていて、
"いつかワーゲンバスを購入して、中を部屋の様に改造して、ロードトリップをしてみたい。"
と思っていたところなので、
このシーンだけでも画面に釘付けもんでした。
今まで見てきた映画のトレーラーハウスや
私が想像していた夢のvanlifeとは程遠いほど、
出来上がった車内の広さ綺麗さお洒落さ!
(アメリカのスクールバスって こんなに広いの?!)
彼らはドイツからニューヨークに渡り、
アメリカ→カナダ→メキシコと旅をし、
メキシコでリタイアします。
欧米の壮大な自然のシーンでは、
私もいつか行ってみたかった…。
と、指を咥えて見ていました。
(生きている限りいつかはいける!と夢に抱きながら、その時を楽しみに生きよう。)
息子がいつか人生につまずいたり、
挫けそうになった時、
田舎町とは言ってもまだまだ人の多いこの土地を飛び出して 訪れよう。(メモメモ)
それが良い。
自分が今抱えている問題が、
きっとちっぽけに感じるはず。
LAの街並みは見ていてとても懐かしくなったし、
バンクーバーが出てきた時には、
数年前には自分がそこで生活していたなんて信じられない気持ちで見ていました。
そして、いつかは訪れたいと思いながらも行けずじまいだったメキシコも。
この映画を見て更にメキシコに行きたい欲が強まった。
と同時に、メキシコに息子を連れて行くのはなかなか大変そう…という現実も知れて、
もどかしいです。
息子が 自分の事は自分で出来るようになる歳まではお預けだな。
カナダにいた頃の話。
カフェでモーニングを食べていた時に、
この映画の主人公の様な3人組(男2人 女1人)、そして大きな犬がやってきました。
カッコいい犬。
全員楽器を持っていて、ヒッピーな感じの彼らはとても気になる存在でした。
数日後、バイト帰りに駅に向かって歩いていると、
彼らが駅前で演奏していました。
演奏というか、まったりと自分達で楽しんでいる様な感じ。
モントリオールから旅してると言っていました。
この映画を見た瞬間、
あの時の彼らがパッと思い出されました。
彼らはまだ旅を続けているのだろうか?
この映画の中で、彼らはいくつかの問題にぶち当たります。
車がどんどん壊れてしまったり、
ビザの関係でアメリカに入国に手こずったり、
麻薬ディーラーの家に知らずに行ったり(メキシコ)、
駐車しているバスの周りを銃を構えた軍の車に囲まれていたり(メキシコ)、
…犬が病気になって入院したり。。。
そんなトラブルにも 前向きに乗り越える
結局ラストは、
この旅を続けると愛犬は死んでしまうと忠告され、彼らは旅を終える事を決断。リタイア。
(その後 犬は元気な様です!ホッ)
そこもリアリティーがあってとても良い。
人生諦めざる事もある。
"3人(正確には2人+1匹)が幸せじゃないと、究極のハピネスにはならないから" と。
ただのロードムービーの様で、
全然ただのロードムービーではない この映画。
映像の綺麗さ。撮り方のカッコよさ。
音楽(BGM)も素敵。
作るご飯もお洒落で美味しそう。
車の中も素敵。
今すぐ身の回りの余分な物を全て処分して
今すぐ旅に出たくなる映画です!
(そういう意味で、"ミニマリスト"の検索ワードに引っかかったのかな?)
Home is wherever I’m with you.
君と一緒なら どこでも我が家だ。
ブログランキングに参加しています。