コビトスルヒト

筋トレが好きな7歳の息子との日々

ペットの死

このブログを読み返してみたけど、初めて息子が飼ったペットのハムスターのことが記録されていませんでした。

多分ちょうど動画で日常を残すことにハマっていたので、ここに書くのを怠っていた時期だったんだな。まぁ今も怠っているけど。

 

約2年前の11月、沖縄旅行から帰ってきてすぐにペットのハムスターを飼うことになりました。(沖縄旅行のことも書いてないや。初めての飛行機で色々な体験をしたってのに!!)

 

息子が"ペットを飼いたい"と言っていたのが1番の理由ですが、私としては、1人っ子の息子が少しでも寂しくないように。そして、"生きているものは死ぬのだ"という経験は辛いけど経験していく方が良いと思ったからです。

 

"1人っ子が少しでも寂しくないようにペットを飼う"のが、寂しくならないことはないというのは自分の経験から分かっているのだけど。

人間の兄弟とペット・動物はやっぱり違うもん。

私もずっと1人っ子で、弟が生まれるまでずっと兄弟が欲しいと思っていました。そんな私が寂しくないようにと母はインコを飼わせてくれたけど、インコはとても可愛いのだけど、やっぱり兄弟が欲しいという気持ちはずっとあった。

そんな経験があるから、息子がハムスターを飼うことで兄弟が欲しいという気持ちが和らぐことはないだろうと思ってはいたので、この理由はこじつけだな。

 

"動物は死んでしまった時悲しいから飼いたくない"

これは今までたくさんペットを飼ってきた私の気持ちで、だけどまだその経験をしたことがない息子にはその経験をさせたいという気持ちが強く、可能な限り飼わせてあげたい。こっちの方が大きな理由。

 

車を1時間ほど走らせハムスターを迎えに。どの子にするかは息子が選んだけど、昨日息子が言うには私が言った「あの寝ている子可愛い」が決めてとなったそうです。

 

名前は息子が「斗兵 とへい」と名付けました。当時"来来キョンシーズ"にハマっていて、メンバーの男の子"チビクロ"のお父さんが旅先でキョンシーに噛まれキョンシー化して帰ってくるという悲しい話があったのですが、そのお父さんの名前が"徒兵 とへい"。なんでそんなところからハムスターに名付けたんだ?!って感じですが、息子のセンスに任せます。とへいの"ト"は北斗七星の"斗"にしたというこだわり。

そんなこんなで"斗兵"という渋い名前がついた可愛いハムスターが我が家の一員になり、来月で丁度2年…になりそうだったけど誕生日を迎えることが出来ずに先日お空へ還りました。

 

学校から帰宅するともう弱っていて、でも息はしていました。今日は遊びに行くのも買い物に行くのもやめて、家で斗兵と一緒にいることに。

息をするのが辛そうで、次第にゆっくりになり、最期に一呼吸して全身の力が抜けました。

あ、今のが最期だったなと分かり、息子と一緒に手を合わせました。。。

 

とってもとっても辛くて、2人とも会話をなくし静かな夜になったけど、最期に斗兵に"ありがとう"と"大好きだよ"が言え、そして見届けることができました。

 

息子は初めは悲しんだものの、気持ちの切り替えが早くて既にケロッとしてます。そして気持ちの落ち込みを引きずっているのは私。

喪失感と、生きてるものはこうやって最期を迎えるんだなという実感と、さっきまで生きていたのにあっという間にいなくなり、だけど日々はいつも通り過ぎていく感じと色々入り混じって気分が上がらない。