この春、息子は年中さんに進級しました。
緊急事態宣言が発令されるギリギリ前で入園式・進級式は開催されましたが(在園児の親は入れず子どものみ)、我が家は3月の初めからずっと自宅保育に切り替えていたので参加はしませんでした。
子どもが感染しない為にも欠席する決心はできていたものの、
進級式の1〜2時間くらい行かせてあげた方が良いのか…スタートを一緒にきれた方が良いのか…
ギリギリまで気持ちが揺らぎました。
当日の朝まで悩んで、やはり欠席する事を保育園に伝えました。
なんだか申し訳ない気持ちと言うか…なんとも表現し難い気持ちになったのですが、
園長先生に、子どもの事をしっかり考えてくれてありがとうと、そして保育園では先生たちも一生懸命対策をしているから 預かりが必要な時はいつでも連れてきて大丈夫ということなど優しく強いお言葉を頂けて、張り詰めていた気持ちが一気に和らぎました。
息子にも電話を代わって少しだけ園長先生とお話をして、嬉しそうにしていました。
息子の通う保育園、とても良い保育園です。
午後に担任の先生が直接連絡をくれると言う事で、ドキドキしながら電話を待ちました。
息子も知っている(息子は殆ど知ってるか!私はなかなか覚えられない…)先生で、安心しました。
いつになったら通い出せるのかまだ分かりませんが。。。
それはそうと、もう年中さんになったのか〜…としみじみ感じます。
息子の性格的にもギャーギャー泣き喚く事はありませんでしたが、初めの方は先生に息子を預けると、
すっごく寂しそうな今にも泣きそうな目で(たまにシクシク泣いて)私を見ていて、私もその姿を見ると後ろ髪が引かれる思いで辛くて辛くて仕事に向かう車の中で涙した事が何度もあります。
私の手を離さず、立ち去るタイミングを完全に失った時は、門の所で園長先生が私を待っていて、
"泣きそうな子どもを前に立ち去るのは心苦しいのはとても分かるけど、サッと立ち去った方が良い"
というアドバイスを貰ったこともあります。
子どもによって慣れる時期は違うけど半年もすれば慣れているから!と。
自分の子どもの経験談なども含めて話してくれました。
行きたくない!!と登園拒否が始まり、苦しい思いで保育園に連れて行った4月。
GW明けから保育園の洗礼を受け"長引く風邪"を経験しました。
入院一歩手前、肺炎なりかけになり、辛そうな息子を見ると、保育園に無理して通う必要はないのではないか。。。という選択肢が頭をぐるぐる。
ですが、息子の心境は変わっていて、病気が治ったと共に保育園に嫌がらず、離れる時も泣かずに登園するようになったのです。
息子は自分から積極的に友達と遊ぶタイプではなく、教室でも端っこに座っている事が多いし、特別に仲良しのお友達というのがまだいないのですが、
彼は彼なりに楽しんでいるようなので、ゆっくり見守って行きたいと思います。
この1年は本当に成長しました!(なんか毎年言っているけど)
保育園で作る作品には私への愛が溢れていて、
"これはママのために作ったんだよ!"とか、
これはこうでこれはこうで…と詳しく説明してくれながら作品を私に見せて褒めて褒めてアピールが凄いです!笑
そんな大きな愛を度直球に受け取り、涙がちょちょぎれそうになります。
今までずっと一緒に居た生活から、外に出て私と離れる事を経験し、色んな体験を沢山して、逞しくなったなぁ…。
進級、おめでとう!!!