先日、息子のクラスの授業参観でした。
学活だか道徳だかの授業で、テーマは"思春期"
小学4年生、そろそろ思春期に突入していくので授業で学ぶんだね。私たちもそうやって思春期に備えたんだっけ?全く覚えていないけど。
最近は学校から帰ってきた息子の話から、そういうお年頃になってきたんだねーということも増えてきた。友人関係とか。特に女の子は色々ありそう。息子もきっと色々な人間関係を経験してるんだろうけど、今この時期にたくさん経験した方がいいなと思うのでね。私は家でリラックスできる場所を作っていたいと思います。
そう、で、授業参観中のひとコマ。
「悩みがあった時、周りに相談できるひとはいますか?家族でも良いし、友達、先生、習い事の先生…だれでも良いからだれかいた方がいいよね。プリントに、相談したい人とその理由を書いてみましょう。」と。
大半の子は友達か家族。その中で1人の男の子がボソッと
「お母さんに相談すると、なんで?とかどんどん質問されるから僕あれが苦手なんだよね。だから相談したくないなー。」って。
マジでリアルな子どもの声を聞いた気がした。その子のお母さんはたまたまその時教室にいなかったから本音を言ったと思うんだけど、これがリアルな子どもの声だろうなきっと。
私も子どもの頃それが苦手で親に悩み事をすることは一切なかった。怒られるのも嫌だし、悲しまれるのも心配されるのも嫌。だから喜ぶようなことだけを言ってたなー。
そう思うときっとこれからは息子のことでも知らないことがどんどん増えるんだろうな。心配だから聞きたくなっちゃうけど問い詰めすぎると言わなくなってきちゃうんだろうな。
思春期。子どもと大人の狭間。少しずつ親の元を離れていくんだろう、そして私も少しずつ子離れをしていくフェーズ。
これ久しぶりにブログに残そうと書き留めたまま2週間たっちゃった。
先日、今年度初めての面談がありました。思春期で色々クラス内でもあるようですが、息子は上手く立ち回っていていろんな子と仲良くしているとのこと。過去のブログを見ればわかるかと思いますが、人見知りが激しくHSP気質で保育園では友達と遊ぶよりも1人で肌を焼くんだとウロウロしていた息子が、人間関係面で褒められる日が来るなんて思わなかったな。昨年の先生も"絶対に友達の悪口は言わないし誰に対しても平等"と何回も褒めてもらったけど、今年も良く褒めてくれる先生で良かった。その前の年は全然褒められず授業中ボーッとすることが多いとか注意が多かったんだよね。なんか、"褒める部分ないんかいっ!!"という気持ちで帰路についたことを覚えてる。
今でも忘れ物ばかりだし引き出しの中は汚いし漢字が全然できない部分は言われたけど。
息子さんはちょっと強いことを言われても落ち込まないタイプですか?って聞かれたので、そういえば先日息子と同じような話をしたなと思って先生に伝えた。
息子曰く、少しくらい強い口調で言われても全然大丈夫とのこと。
例えるなら、例えば○○ちゃんはめっちゃ強い武器を持っているけど盾がないから一発やられるだけでダメージが大きい。けど僕は、もっているのはちいさなナイフなんだけど鉄でできたでっかい盾があるからダメージをあまり受けない。と。
自分の中ではそういうイメージなんだそうです。
ちなみにクラスメイトの優しい男の子のことは、○○くんは盾も持たずに素手で戦ってる。と。
なかなか面白い例えをします。実際私もイメージできて面白かった。
そのイメージを持っているから、強いあの子も実は盾を持ってないから攻撃したらすぐやられちゃうからね。ってことを忘れないでねって話してた。
息子の小さなナイフの一撃で重傷になっちゃうかもしれないからね。と。