毎日でも川に水浴びに行きたかった真夏日もなくなり、過ごしやすい朝になってきました。
朝起きたらベランダを開けて、珈琲でも飲もうかな…と優雅な気分になれて良い。
夏は夏でとても楽しかったので終わるのが寂しいですが、秋がチラ見えするとワクワクする。基本的にやっぱり秋冬が好きだからね。
リアルタイムはそんな夏の終わりですが、ブログに書きたいことは10日ちょっと遅れをとっているのでまだ暑い暑いあの日のこと。
長瀞の長生館に流しそうめんを食べに行きました。
遠い遠い昔、あれは長瀞だったのか、それとも東北の方のどこかだったのか記憶は定かではないけれど、私がまだ小学生だったころの夏休み。家族みんなで旅行に行った先で"流しそうめん"がありました。と言っても食べてる人は誰もいなくて、やっているのかわからなかったけど。
上から流れてくるそうめんを食べるという仕組みにワクワクして食べてみたいと懇願したけれど、衛生的に嫌だと言われて食べれなかったんです。
だけどあの日見た流しそうめんがずっと気になっていて。
数年前にInstagramを見ていたら長瀞で流しそうめんが食べられるとの情報をゲット!仕様はあの時見た流しそうめんの仕組みと同じ感じだったので、いつか息子と行こうと思ってました。
で、遂に今年、息子と長瀞の流しそうめんを食べに行くことが出来たのです。もうね、私の方がドキドキワクワクしちゃって。
席につくと沢山の薬味がセットされていました。大葉が最高だった。ミョウガも良い。もちろんネギも好き。
そうめんは上から流れてくるのだけど、そこはDJブースみたいになっていて、おじさんが手際よくあっちこっちにそうめんを流してくれてます。
流れてくるそうめんを取って食べるっていうだけだけど、こんなに盛り上がる!息子と2人で大盛り上がりで沢山食べました。どんどん流れてくるので、それを消費するためにめちゃくちゃ早食い。これ4人くらいで来るのが丁度良さそう。2人だと…子どもと2人だと…かなりお腹パンパンです。
川の音色を聴きながら生い茂る木々、美味しい空気と水、マイナスイオン、自然からの感じるパワー、なんか年とともに自然から得るパワーに感動するようになった。昔良く父が自然に感謝して空気が上手いだなんだって言っていても「へー」って感じだったのに、今はあの頃の父の気持ちがとても分かるようになった。私も歳をとったのかな。子どもを育てているという同じ状況になったからかな。
流しそうめんの最後にはミニトマトが流れてきます。これをキャッチできるかがまたゲームのようでワクワクして盛り上がります。赤い玉が流れてくるっていうのがまた福引で当たりを引いたような、なんだか縁起が良い。その上、箸でその赤玉をゲットできた。なんだか良いことがありそうだぞ。
"美味しかった〜"と思う外食はあるけど、"楽しかった〜"と思う外食ってなかなかないので、息子はずっと「流しそうめんは美味しい!よりも、楽しい!なんだよね!!!」と、しきりに言っていました。
食べ終わった後は温泉街の定番(?)射的をしたり、一本きゅうりを食べたり、カキ氷を食べたり、そして息子はお土産に、どうしても欲しいという招き猫を購入。縁起の良いもん買ったなー。
滞在時間もそんなに長くなかったのですが、思いっきり旅行を楽しんだ気分です。
流しそうめんは夏になったら毎年一回は来たいなと思ってます。凄く凄く良かった!