コビトスルヒト

お相撲さんが好きな4歳の息子との日々

真っ赤なお鼻のトナカイさんが泣いていたワケ

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保育園では季節の歌を子ども達に歌わせてくれるので、12月は"赤鼻のトナカイ""あわてんぼうのサンタクロース"を毎日毎日歌っていました。

 

店で流れていれば歌い、お風呂では歌い、寝る前には歌い…

 

そしてクリスマスイヴの24日、息子が突然聞いてきました。

 

『どうして 真っ赤なお鼻のトナカイさんは、いっつも泣いていたの?』

 

私は歌詞をゆっくり物語のように話して聞かせながら、どうしてトナカイがいつも泣いていたのかを教えました。

 

真っ赤なお鼻のトナカイさんは、

いつもみんなの笑い者。

でも、その年のクリスマスの日、

サンタのおじさんは言いました。

暗い夜道は、ピカピカのお前の鼻が役に立つのさ!

いつも泣いてたトナカイさんは、

今宵こそはと、喜びました。

 

他のトナカイの鼻はみんな黒だけど、このトナカイさんは鼻が真っ赤でピカピカ光っていたんだって。

だからみんなから

「なんでお前の鼻は赤くて光ってるの?!変なのー!!あははは!!!」

って笑われてばかり。

"どうして僕の鼻は赤いんだろう…"

って毎日泣いてたんだって。

そんな時にサンタさんが、

"お前の鼻はピカピカに光っていてとても役に立つよ!それにすっごく素敵な鼻だ!他の誰とも違う最高の鼻!一緒に子ども達にプレゼントを配るのを手伝ってくれないか?!"

って言ったから、トナカイさんはとっても喜んだんだって。

 

そんな風に説明しながら、

めっちゃ良い歌詞じゃん!!

と、歌詞の由来を知りたくなっちゃいました。

 

 

原題である英語の

Rudolph the Red-Nosed Reindeer

実は元々は児童書で、原作は1930年代にロバート・メイという方に書かれた詩だったのです。

 

彼には妻と4歳の女の子がいましたが、生活は貧しく、そして妻は重い病気を患っていました。

 

女の子はパパに尋ねます。

「どうしてママは他のママとは違うの?」

 

そこで娘に作ったお話が、このお話だったんですね。

 

 

英語の原文はこちら↓

 Rudolph the Red Nosed Reindeer

   Rudolph, the red-nosed reindeer
 had a very shiny nose
 And if you ever saw him
 you would even say it glows

 

 All of the other reindeer
 used to laugh and call him names
 They never let poor Rudolph
 join in any reindeer games

 

 Then one foggy Christmas Eve
 Santa came to say
 ”Rudolph with your nose so bright,
 won’t you guide my sleigh tonight?”

 

 Then all the reindeer loved him
 as they shouted out with glee


 Rudolph the red-nosed reindeer
 you’ll go down in history

トナカイの名前はルドルフ。

ルドルフはピカピカ光る真っ赤な鼻でした。

他のトナカイ達はルドルフの赤い鼻を馬鹿にして"赤鼻のトナカイ"と笑い仲間外れにしています。

ルドルフは悲しくて毎日泣いていました。

 

クリスマスの日。

サンタは8頭のトナカイを引き連れてプレゼントを配りに行こうとしていました。

8頭のトナカイはトナカイの中で選ばれた選抜トナカイです。

 

ですが、濃い霧で前がちっとも見えません。

そんな時にサンタは、ルドルフだ!!と思いつき、

「濃い霧で前がちっとも見えないから、お前のピカピカ光る鼻が必要なんだ!」

と声をかけます。

 

ルドルフは選抜8頭のトナカイの先頭に立ち、サンタのソリを引っ張ってプレゼント配りに駆けずり回ったのです。

 

そんなルドルフの姿を見て、他のトナカイ達は一気にルドルフを尊敬し、好きになりました。

 

って感じですね。

お父様が娘の為に考えたお話、

素敵じゃないですか??

 

息子がもし、他の人とは違う容姿だったり考えだったり環境だったりで馬鹿にされ悩む時がきたら、

この話を聞かせてあげたいと思いました。

 

ルドルフはみんなとは違う容姿(ピカピカ光る赤い鼻)だった。

そしてそれが人の役に立ち助けになり、自分のそれを誇らしく思うようになったんです。

 

容姿のことで馬鹿にされたり弄られたり、あだ名をつけられることって子どもの時はありがち。

そして、馬鹿にしていた相手が認められ立場が上になった瞬間手の平を返すこともありがち。

 

この歌の歌詞についてこんなに考える事は今まで1度もなかったですが、今年この歌の背景をしり、トナカイが、そしてサンタクロースがもっと好きになりました。

 

 

トナカイが泣いていた訳が息子にも響いたのか、今日も寝る前に、

『トナカイに逢いたい。トナカイのピカピカ光る鼻、綺麗だし可愛いんだもん!!』

と。

私もルドルフに逢いたいよ。