群馬県前橋市のレトロな遊園地"るなぱあく"に行った後、近くの美術館で
国際アンデルセン賞を受賞した絵本
魔女からの手紙 角野英子著
の原画展が開催されていたので見に行きました。
美術館は広瀬川美術館という所です。
ナビを頼りに向かうと想像していた美術館とは違い、とても趣のある大きなお家の様な所でした。
お家の玄関の様な入り口で靴を脱ぎスリッパを履いて、お邪魔しま〜す…といった感じです。
中に入ると建物も家具も大正ロマンな雰囲気。
作品の展示を見る前に、中を見て回るだけでお腹一杯になりそうでした。
家の様な、アトリエの様なこの美術館は一体なんなんだろうと思ったのですが、
画家 ”近藤嘉男”のアトリエ、絵画教室として1948年に建てられ、
その約50年後の1997年から美術館として一般開放された様です。
子供の絵画教室で使われていたお人形たち。
内藤ルネのものが沢山あり、
ここがリサイクルショップだったら全部まとめていくらですか?!と聞きたいくらい。
メインにたどり着く前にじっくりと見物させて頂いた後、細い階段を上って二階へ。
二階には角野栄子さんの原画が展示されていました。
"魔女からの手紙"という絵本は国際アンデルセン賞を受賞した絵本です。
中を見てみると、ページごとに色んなテイストの絵。
絵本作家やイラストレーターで活躍している20名が、魔女をテーマに絵を描き、
それに角野栄子さんが物語をつけた共作絵本です。
それぞれの絵が楽しめるし、
息子がいるので展示品の横に書いてある内容を全く読めなかったので絵本を購入して帰ってきました。
手紙をかけるテーブルセットがあり、息子は一生懸命手紙を書きました。
手紙を書いたと言ってもまだ文字は書けないのでぐしゃぐしゃ色んな色で思いのままに書いた、
みる人によってはゴミの様なものですが、
息子は真剣に書いていたので用意してあるポストに入れてきました。
入場料は100円。
とても良いものを沢山見させて頂きました。
目の前には川が流れ、
近くには駄菓子屋さんもあるようです。
今度来るときは、周辺をのんびり散歩でもしたい雰囲気でした。
また来ます。
ちなみに、今回原画展を行なっていた角野栄子さんについてですが、
宮崎駿監督によりアニメ化された"魔女の宅急便"の原作者です。
小学生の頃、図書館で良く読んでいた"おばけのアッチ"の原作者も角野栄子さんでした。
懐かしいなぁ、この本。