選ばれる女におなりなさい
デヴィ夫人の婚活論
ラトナ・サリ・デヴィ・スカルノ
表紙の美しさに惹かれ、
デヴィ夫人著者の本を購入しました。
中にも写真が何枚かありますが、
本当に美しい。
もっともっと他の写真も見たいなと思ってしまいます。
小さい頃は皆んなから"可愛い可愛い"と言われていたようなので、小さい頃の写真も見たいのですが、ありません。(残念)
それはきっと、時代的なものと、デヴィ夫人が体験している太平洋戦争があったのであまり残っていないのかもしれません。
どれだけ可愛い幼少期だったのでしょうか。
本の前半部分は、デヴィ夫人の今までの生い立ちが書かれているのですが、壮絶!!
デヴィ夫人の美貌と気品、
それでいてテレビで見る自信のある自由奔放な性格は、過酷な人生を乗り越えた上で作られてきたデヴィ夫人だったんだなと読んで実感させられます。
そして後半は
デヴィ夫人の婚活論
として、レディの心得30が書かれています。
物凄く規模の違う自慢話を延々と聞かされている気分になります。
デヴィ夫人の経験を元に色々アドバイスが書かれていますが、
自分の行動力のなさが身にしみました…。(恋愛に限らず)
自分が80歳位になった時、20代30代の若い世代に
何か自分の経験から語る事が出来るのだろうか私は…
デヴィ夫人の沢山の恋愛のお相手
名優アランドロン、銀行家F・パエサ、
リッチフィールド伯爵、サブラン公爵、
22歳年下のアラン・バラック。etc
そしてインドネシア初代大統領。
なんじゃこの男性遍歴は!という感じです。
読み終わった後は、
良し!!!私も頑張ろう!!!
と言うよりも、
なんか次元の違う方のお話を沢山聞けてお腹一杯です!!!
という感じになりました。(うまく言えませんが、ああ面白かった!という感じ)
自分を見直すきっかけになります。
まだまだ遅くない!もっと沢山の教養を身につけたい!と思わされる1冊でした。
(あれ? よし!頑張ろう!と思わされている。)
婚活のアドバイスとしてお薦めになる一冊かは
"どうだろう…"という印象ですが、
デヴィ夫人の半生記として読むと凄く刺激を受けます。
とりあえず、表紙のデヴィ夫人の写真を眺めているだけで、
女を磨かなければ!
と思わされます。
写真1枚の持つパワーたるや!