京都旅行4日目、最終日。
どうしても食べたいゼリーを求めて行って来ました。
"喫茶 ソワレ"
先日行ったフランソワ喫茶室と並ぶ3大老舗の1つです。
フランソワ喫茶室、喫茶ソワレ、もう1つの老舗喫茶 "築地" はまた次回の楽しみにしますが
店の前を通ったので記念に。
実はソワレに足を運ぶのは2度目。
先日来た時はまさかの定休日。。。
今日は帰宅する日なのであまり時間が無かったのですが(ソワレは13時オープン)、
どうしてもどうしても来てみたくて
滞在時間の短さは覚悟の上で行きました。
こんなタイトスケジュールに付き合ってくれた友人には感謝感謝の日々でした。
"ソワレ" は"夜会" "素敵な夜"という意味らしいんですが、
あれ?全く夜会っていうイメージじゃない。
という印象を持った門構え。
が、一歩中に踏み入れると、
あ…青い!!
中は夜会ムードぷんぷん!!
外と中のギャップに驚きました。
"私はトランスセクシャル星にタイムワープしてきたのか?!"(rocky horror picture show)
って感じです、本当に。
店内の青色照明は、創業者の友人である染色家 上村六郎氏から
「女性がきれいに見える灯りを」とのアドバイスからそのようにしました。
そうそう!青い灯りは女性を魅力的に見せる効果があるんですよね!
ライブハウスやクラブなんかでもそれあります!
若かりし頃、オールナイトで行ったDJイベントが終わり、朝外に出たら
「クラブマジックを存分に使ってたね」
って言われてグサっときた記憶があります。
(可愛く見えたけど外に出たらそうでもないと。。。)
青い灯りは魅力的に見せるマジックがあるんです。
ちなみに、店内は無音。
壁面には沢山の食器が飾られていて、
じっくり見たいところですが時間もないのでとにかく先に進みます。
二階に通して頂きました。
…二階…この上はどうなっているってんだ?!
まさか?!
すみません、the Rocky Horror Showの大ファンなもんで。
テーブル席が沢山あったのですが、
奥の席のまるで個室の様な所を案内して貰いました。
壁面にはぶどうの彫刻が手掛けられていました。
これは創業者の友人である彫刻家 池野禎春氏が手掛けた物のようです。
お冷の入ったコップには"東郷青児"氏のイラスト入り。
今日私が絶対に食べたい物は既に決まっていたのですが、
このメニューを見たら揺らぎます。
この中から1つに絞れなんて、アボカドをマグロだと思って食え!ってなぐらい難しい。
全部綺麗で美味しそう。
結局元から決めていたゼリーポンチにしましたが。
私はこれを楽しみにしていたので、
これを食べなきゃ後悔すると確信。
(あとは横で息子が、これが良いとゴリ押ししているので)
ついに届いたゼリーポンチ!
ほ・う・せ・き・で・す・か??
お・た・か・ら・で・す・か??
サイダーの中に入っていることでゼリーとブクブクのフィーチャリングに
青い灯りがプラスして、最高に美しい物になっていました。
店内の内装、青い灯り、キラキラ輝くステンドグラスのようなゼリー、
こんなミステリアスで幻想的な異空間を作った創立者の方は一体どんな人なんだろうか。
調べて見たのですが創立者の情報は得られませんでした。
染色家や彫刻家など友人の名前は分かるのに、
創立者本人の方の情報はなかなかわからないっていうところもミステリアスです。
毎度のことではありますが、
この綺麗なゼリーをじっくり味わってひとくちふたくち食べたいところですが、
息子にもっともっと!早く早く!と煽られあっという間に完食しました。
新幹線までの短い時間での滞在でしたが、
本当に行けて良かったと大満足です。
もしも私が
"死ぬまでに行きたい日本のガイドブック"
を作るとしたら、
間違いなく載せたい喫茶店。
こんな大満足な喫茶店をラストにして
京都旅行、お終いです。
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訪れ記録
カフェ 8
喫茶店 3
ダイナー 1
レストラン 3
計 15