コビトスルヒト

3歳のコビトが生息しています

知らない人には絶対について行っちゃいけないよ!!!の話

先日、保育園で交通安全教室(?)というものがあり、

その中で知らない人について行ってはいけない!!というお話を寸劇を交えて聞いたそうです。

 

お迎えに行くと先生がその事を教えてくれたのですが、いまいち息子には響いていない様子。

"変な人について行ったら、もうママに逢えなくなっちゃうからね?"

"知らない人が声を掛けてきても行っちゃダメなんだからね?"

と一生懸命息子に念を押してくれているのですが、

 

まず"変な人"の観念が違う。

私たち大人には、なんとなく直感で臭うことができるが、息子にとっての変な人とは

変な顔をしている人(わざと作った変顔のこと)や、

変な声や発言をしている人(これもわざと作った変な声や、う○ちブリブリ〜など子ども向けな変な発言のこと)、

変な動きをしている人(これも、大袈裟な動き。おしりプリプリとか)とか。

そういうコメディアンの様に変な人の事で、

なんとなく怪しい人、おかしい人は絶対に判断できない。

 

寸劇に出てきたサングラスの人みたいな人!と言われて、

ヒカキンやセイキン(youtuber)もサングラス掛けてるよ?

と答えた息子。

サングラス=付いて行ってはいけない人

みたいになっているけど、そういうことではない。

 

"知らない人"ではなくても付いて行ってはいけない。

 

私は家に帰ってから、

ママや家族の誰かが必ず迎えに行くし、他の人にお願いする事も絶対にないから、

ママや家族以外の人には絶対に絶対に絶対に付いて行ってはいけないよ。

と伝えました。

 

すると、分かった。と答える息子。

でも、なんで付いて行ってはいけないのか?

それを何とか息子に響く様に伝える事は出来ないかと考えた時に浮かんだのが

おおかみと7匹のこやぎ

のお話でした。

 

あいにく絵本は持っていなかったので、

記憶に少しの脚色を加えて話して聞かせると、

息子、食いつく食いつく。

 

日々の日課である寝る前マッサージをしながらお話したのですが、天井を見つめて考えているような表情のまま私の話を最後までしっかり聞き込んでいました。

 

www.kobitosuruhito.net

 

 

私が今このお話を借りながら息子に伝えたかったのは、

どんな誘い文句があっても、絶対に付いていかない事。必ずママ(家族)を待つ事。

 

7匹のこやぎはママやぎと、ママが買い物に行っている間は絶対にドアを開けてはいけないと約束をしました。

ですが狼がやってきて、あの手この手でドアを開けさせようとします。(声を変えたり、ママやぎと同じ色の手にしたり)

そして子やぎ達はママだと信じてドアを開けてしまい食べられてしまったのです。

 

ここですよね。

相手は子どもを上手く騙しこむわけですよ。

美味しいお菓子をあげるよ。とか、おもちゃ買ってあげるとか、あっちにママがいるから一緒に行こう。とか。

 

相手は狼かもしれないのです。

食べられてしまい、もう二度とママに逢えなくなってしまいます。

 

息子にはそこを強く言い聞かせました。

絶対に絶対に何を言われてもママ(家族)以外には付いて行かない   事!!

 

この話を息子に聞かせた日から毎日毎日

『やぎのはなし ききたい!!』

と言うので本当の読み聞かせがないかYouTubeで探しました。

そしてそのお話を見せてみたのです。

 

耳で聞くよりも視覚的要素で、よりダイレクトに入ってきたであろう上に、

私は"狼に食べられてしまった"ところまでしか話していなかったので、

"ママが助けに来て狼のお腹をハサミで切り、中から子ヤギたちが出てくる→みんなで狼のお腹に石を詰める→縫い合わせておく→目が覚めた狼は喉が渇いたので川に行く→お腹が重くて川に落ちてしまい泳げない狼は川に沈んで死んでしまう"

という話の続きに驚いた様子。

(え?!えーーっ?!とか言いながら見てました)

 

この続きを初めて見た息子の第一声目の感想が、

狼死んじゃったから、

狼のママは泣いちゃうね。

 

考えさせられてしまったのでブログに残したかったのです。

悪いことをしたからしょうがない…悪い事とは?

ヤギ目線では狼は悪者ですが、狼目線からすると食べなきゃ飢え死にしてしまうんですよ。

私たちだって美味しい美味しいと牛を食べ豚を食べ鶏を食べ、ママたちを泣かせているんです。。。

 

人間同士のお話だったら、騙して部屋に入り込み子どもを○してしまったら凶悪犯で死刑になるでしょう。

完全に犯人は

けど、ここはヤギと狼の話…

 

そして、息子の"狼のママが泣いちゃうかもしれない"と思った感性も失くして欲しくないんです。

 

 

おおかみと7匹のこやぎのお話を通して伝えたかった事は"絶対に付いて行かない!"という事だったのですが、

子どもの感性で、いつの間にかこちらの方が考えさせられた結末。